• はぬまあんさんのペットボトル潜水艦作成講座
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    1)ペットボトル潜水艦の船体は、バラすとこのような感じ
    (左から船首、胴体、胴体後部、船尾)
    「浮き」は発泡スチロールで製作、両面テープで固定。

    2)元々はガシャポンのカプセル(200円)、ペットボトル、プラコップ、ガシャカプセル(100円)などの廃品利用である。

    3)潜舵ブロックは市販のプラ材(3ミリ径丸プラ棒、1ミリ厚プラ板、2ミリ三角プラ棒、内径3ミリプラパイプ、内径3ミリポリキャップ)を用いて製作。ポリキャップを用いて、レーダー部分と潜舵は分解式に。
    ペット潜用の潜舵ブロックの組み立て方

    4)潜舵そのものはプラ板で製作。3ミリプラ棒に2ミリ三角棒、プラパイプで補強、接着。潜舵の本体への取り付け角度は、完成後調節可能。
    潜舵図面とセイル図面

    5)レーダーもポリキャップによる固定で上下動する。自動浮沈のサイクルを調整可能(…の、はず)。レーダーに対する錘は、ロッド下部に取り付けたポリキャップに糸ハンダを巻きつけて製作。
    レーダーロッド&潜舵ブロック

    6)「ごましお」では潜舵が岸壁激突時に曲がるのを防止するため、バンパーを製作した。使用したのは、3ミリ軟質プラ棒と、内径3ミリプラパイプ、一ミリ厚プラ板。潜舵ブロックに組み込むポリキャップを二個にして、潜舵の保持力を高めるというのも一案であろうか。

    7)セイルはプラ板の箱組み。他のパーツ同様、船体にはビスで固定。セイルのスリット部分の長さによって、自動浮沈の角度が変わってくるので注意。

    8)各部取付と浮沈動作原理。

    9)組み立て終了したペットボトル潜水艦。

    10)補足説明・水中モーターの固定方法。
    1ミリプラ板で自作した留め具と、タミヤ製水中モーターのジョイントパーツに、それぞれピンバイスで開口し、1.7ミリビスで写真のように固定。実際に水中モーターをぶら下げてみて、ペット潜の重心位置を割り出し、2ミリビスで固定。水中モーターがまっすぐ正面を向くように注意。
    炭酸飲料のペットボトルであれば、強度、厚み共にビス留めをするのに問題は無い。不安な方は裏側からプラ板を裏打ち接着(ゴム系ボンド等で)し、ピンバイスで開口してやるといいだろう。

    11)補足説明・方向舵の作り方。
    舵本体はプラ板積層と、3ミリプラ棒で製作。方向舵基部は、写真のように内径3ミリのポリキャップをプラ板で囲み、舵のシャフトが緩まない構造とした。方向舵の固定は、他の船尾フィン同様にビス留め。
    以上の工作方法はあくまでも一例であり、参加者独自の工夫で変更していただいても、一向に差し支えは無い。

    フネカンバナー